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子供には魚を与えるより釣り方を教えよ(教育対談③)

2021年03月01日[学長メッセージ]

二十一世紀を担う子供たちに「生きる力としての学力」の育成を!(教育対談)

 

子供には魚を与えるより釣り方を教えよ

 

・・・・次に、効果的勉強法について教えてください。

 

飯田 

 各教科で色々な勉強法があります。しかし、どの教科にも共通した効果的勉強法は、自分で勉強すること、すなわち「自立学習」することです。ここでいう自立学習とは、家で一人で勉強することだけを意味しているわけではありません。学校で、塾で、家庭で、それぞれに自立した勉強の方法があるのです。例えば、授業中に積極的に発表することは立派な自立学習です。また、先生の説明を集中して聞き必要なことはノートにまとめること、友達の発表を真剣に聞いて自分の中に取り入れること、テストで間違えた問題を「なぜ間違えたのか」を考えながらもう一度やり直すこと、明日の授業に備え漢字や英単語を辞書で調べること、こうしたことはすべて素晴らしい自立学習といえます。要は、主体的、積極的に自分の頭を使って考えながら勉強することが大切です。自分の頭で考えずに先生の説明を丸暗記しようとする受け身の勉強法は一番効果がありません。

 

 

 ある方が、「子供には魚を与えるな、釣り方を教えよ」とおっしゃっていますが、まさしくその言葉は自立学習の原理を端的に表している言葉だと思います。一つ一つ自立学習の方法を獲得していくプロセスが、課題解決力を身につけていくプロセスです。そして、課題解決の力を身につけた子供こそが、将来実社会の中で「世のため、人のため」になる仕事をすることが出来るのです。

 

東進ゼミナール 学長 飯田陸三著 「何のために学ぶか」より