子どもの成績不振や受験などをきっかけに、検討しはじめる「塾通い」
せっかく通うなら、子どもの成績を上げてくれる高い指導力を持った塾がいいですよね。
しかし、塾と一口でいってもさまざまな種類の塾があり、どの塾に子どもを通わせたらいいのか分からず、悩まれている保護者の方も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では塾選びの4つのステップをご紹介するとともに、小中高生別の塾選びのポイントを解説していきます。
「子どもに合った塾ってどうやって選べばいいの?」
「小中高それぞれ、何を基準に塾を選べばいいの?」
このような悩みを持った保護者の方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
そもそも「成績が伸びる塾」とは?
まず、塾選びのポイントに入る前に、そもそも子どもの成績が伸びる塾とはどんな塾なのでしょうか?
「〇〇な塾!」という明確な基準があれば塾選びも迷いませんが、なかなかそうもいかないのが、塾選びの難しいところです。
というのも、塾で子どもの成績が伸びるかどうかは、子どもと塾(講師)の相性が大きく関与しているからです。
どんなに評判がよく実績があっても、子どもが塾に嫌悪感を持ってしまっては前向きに学習を進めることはできません。
一方で、塾での勉強が楽しい、分かりやすいと感じることができれば、子どもは自発的に勉強し成績も伸びるものです。
高い指導力とはただ単に、勉強を教える力だけではありません。
子どものやる気を刺激し、達成感を与え、学習することの楽しさを演出する力が備わっていなければいけません。
そういった意味でも、子どもにあった「塾選び」をすることは、子どもの成績を左右する大切な過程といえるでしょう。
まずは、塾に通う「目的」を明確にしよう!
子どもに合った塾を選ぶためには、まず塾に通う目的を明確にすることが大切です。
なぜなら、塾に通う目的次第で選ぶ塾も変わってくるからです。
例えば、受験を目的に通うのであれば、受験対策クラスのある塾に通った方が優位ですし、苦手科目の克服を目的にしている場合は、個別授業のある塾や専門塾に通った方が効果的です。
塾を通い始める前提として、どのような「目的」を持って塾に通うのか、親子間でしっかりと話し合い、塾選びのステップに入りましょう。
塾選びの4つのSTEP
目的が定まれば次のような手順で塾を絞り込んでいきます。
塾選びの4つのSTEP
STEP1:塾にも種類があることを知る
STEP2:個別?集団?オンライン?授業形式を確認する
STEP3:塾の強みを調べる
STEP4:見学や体験授業へ行く
ステップ別に詳しく解説していきます。
STEP1:塾にも種類があることを知ろう!
まずは、塾にも種類があることを知りましょう。
塾の種類により、受験対応の有無、受講できる教科数、指導範囲などに違いがあります。それぞれの特徴を理解し、目的に合った塾を選択しましょう。
4つの塾の種類
- 総合塾:進学塾と補習塾の両方の役割を担う塾
- 進学塾:受験に特化した塾
- 補習塾:学校の授業進度に合わせて学習サポートする塾
- 専門塾:特定の科目を強化して学習できる塾
STEP2:個別?集団?オンライン?授業形式を確認する
塾の種類を理解したら、次は指導形式の選択をします。
授業形式は、主に3つあります。
- 集団授業:講師1人に対し複数人の生徒がつく講義スタイルの授業のこと。規模は塾により異なる。
- 個別授業:講師1人に対し生徒1人がつくマンツーマン授業や、講師1人に生徒が2〜4人つく少人数スタイルの授業のこと。
- オンライン授業:自宅にいながら塾の授業を受けられるスタイルのこと。主に、「ライブ配信型」と「録画映像の配信型」の2種類に分けられる。
どの授業形式を選ぶかによって、保護者が支払う塾代にも大きく影響します。(一般的にオンライン授業は相場より安く、個別授業の方が割高なため)
この時点では、子どもの希望を確認するまでにとどめておき、最終的には体験授業後に「授業の質×費用」のバランスをみて決定するといいでしょう。
参考にしたい記事:岐阜県の子どもの塾通いは「個別指導」にすべき?メリット・デメリットを解説
STEP3:塾の強みを調べる
ここまでである程度塾は絞られてくるはずです。その後は、選択肢にあがった塾の特徴を把握し、体験授業の参加へと繋げていきます。
特に、塾の強み(特徴)を知ることはとても重要な作業です。
子どもにどんなメリットを与えてくれる塾なのか、次のチェックポイントに沿って調べましょう。
- 塾が得意とする教科は?
→塾により「数学が強い」「国語の授業に定評がある」などあります。
- 受験の合格実績は?
→志望校の合格実績がある方が、進路相談もしやすいです。
- 講師の経歴は?
→講師の指導歴・指導実績を参考に指導力を見極めます。
- 授業以外のサポート体制の有無
→質問対応、自習室の有無、面談の有無など。
- コストパフォーマンス
→授業や講師の質がよくても授業料が高すぎると保護者の負担が大きくなり、通い続けることが困難になります。
塾の特徴を調べる方法は、下記の記事を参考にご覧ください。
過去の記事:岐阜での塾選びは「評判」が決め手になる?口コミの調べ方と活用法
STEP4:体験授業へ行く
最後に、体験授業に行って入塾先を決定します。
塾と子どもの相性を見るには体験授業に行くのがいちばんです。
ひとつに絞らずとも子どもの負担にならなければ、いくつかの塾を体験するのもいいでしょう。
時間も手間もかかりますが、数社比較するとそれぞれのメリット・デメリットも浮き彫りになります。
入会してから後悔しないためにも、必ず体験授業に参加するようにしましょう。
成績UPさせたい!【小中高生別】塾選びのポイント
小中高と入塾するタイミングによっても、塾選びのポイントも異なります。
どんな点を注意して選ぶべきなのでしょうか?詳しく解説していきます。
小学生:「主要教科」と「苦手教科」に注目して塾を選択する
小学生のころは基礎力を身につけておくことが大切です。特に主要教科である国語・算数・英語は小学校でつまづいてしまうと、中学・高校の成績にも大きく影響します。
そのため、塾を選ぶ際は主要教科を丁寧に扱い、基礎を重じて指導してくれる塾がおすすめです。
また、苦手教科は長く放置してしまうと克服にも時間がかかるものです。
子どもの「学校の授業についていけない」「分からない」は決して放置せずに、なるべく早い段階で個別指導や専門塾などを利用し対策をとるといいでしょう。
中学受験をする小学生:「受験対策クラス」に入る前に塾慣れしておくのが◎
一般的に中学受験向けのクラスは「小学4年生」から始まります。
そのため、受験を検討している方は、小学3年生まで通塾先の目星をつけておく必要があります。塾の選択肢としては進学塾もしくは受験対策クラスのある総合塾です。
注意点としては、受験対策クラスに入る前に塾に慣れておくこと。
初めての塾通いでいきなり「受験対策クラス」に入ると、子どもによっては気後れしてしまうこともあります。
受験クラスに入る前に、通塾を経験し場慣れをしておくと子どもの負担も少なくなるでしょう。
中学生:高校受験を視野に入れて合格実績のある塾を選ぶ
中学生の場合、すでに高校受験の志望校が決まっている場合は、合格実績のある塾を重視して選ぶといいでしょう。
実際に合格した生徒のデータを持っているので、進路相談もしやすく学習計画も立てやすくなります。
また、中学の時期は部活との両立も重要なポイントになってきます。授業が始まる時間や自宅からの距離など、塾への「通いやすさ」にも注目しましょう。
高校生:大学受験に向けて勉強に集中できる環境が整った塾を選ぶ
高校生の時期は、「学習環境が整った塾」を重視して選んでもいいでしょう。
高校3年間の間、多くの時間は受験勉強にあてられます。しかし、なかなか自宅では勉強に集中できないという生徒も多いものです。
そのため、「自習室使い放題」「土日も自習室解放」としている塾は非常に便利です。
子どもの勉強する場所を確保するといった意味でも、塾の「自習室」の充実度にも注目してみてください
塾選びで悩んだら「総合塾」がおすすめ!
塾選びで悩んだ場合は、総合塾を選ぶのがおすすめです。
なぜなら、総合塾は子どもの成績に合わせて柔軟に学習方針を変えることができるからです。
例えば、総合塾であれば当初学校の授業のサポート目的で入塾したとしても、途中で受験対策に切り替えることができます。
塾通いを検討されている方のなかには、
「友達も通っているから」
「なんとなく塾に通いたい」
と、まだ塾に通う目的が定まっていない子どももいることでしょう。
そういった子どもには、柔軟な指導体制をとる総合塾が合うでしょう◎
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