大学生に人気のアルバイトである塾講師。
「得意なことを活かして働くことができそう」
「社会人になる前に良い経験が積めそう」
「他のバイトより時給が良くて稼げそう」
などと、興味を持っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざネットで調べてみると「ブラック」「病む」などのネガティブなワードも出てくるのも事実。
実際のところどうなの?と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、塾でのアルバイトの仕事内容から勤務体制、塾で働くメリットまで詳しくご紹介していきます。気になっている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
主な仕事内容
まず、塾講師になったらどのような仕事をするでしょうか?
一番気になる点かとおもいますので、はじめにご紹介していきます。
仕事内容は次の通りです。
- 生徒への学習指導
- 質問対応
- 授業のカリキュラム作成
- 授業の準備(授業内容の予習、宿題の作成、使用するプリントの印刷など)
- 宿題やテストの採点
- 生徒や授業に関する報告書の作成
- 進路相談
- 保護者対応
- 雑務(電話対応、教室の簡単な清掃など)
塾講師は、勤める塾の規模や指導形態により違いがありますが、基本的に塾講師として採用されるため「生徒への学習指導」や「質問対応」がメイン業務となります。
担当する授業は採用面接の際に希望を伝え、1科目から勤務が可能です。
もちろん、準備なしには授業をすることができませんので、生徒情報に目を通し、授業内容の決定から使用するプリントの準備、宿題やテストの採点といった授業に関わる業務の全てを担当します。
個別指導を行っている塾であれば、一人ひとりの成績や目的に合わせて勉強の進め方を検討し、カリキュラムにまとめるといった作業も必要になります。
また、塾によっては進路相談や保護者対応といった業務を任されることもあるでしょう。
勤務時間について
塾バイトの勤務時間は、塾の運営時間に則りますが、主に生徒の下校後にあたる16〜22時になることが一般的でしょう。
小学生向けの塾の場合は主に16時〜20時、中高生の塾の場合18時〜22時に授業を行います。
一方で、春期講習や夏期講習、冬季講習といった長期休暇の時期に関しては、午前中に授業をすることもあります。
勤務体制について
講師の勤務体制に関しては、固定シフト制であることが多く、毎週決まった時間の授業を担当します。
というのも、固定制の方が講師にとっても生徒にとってもメリットが多いからです。
毎週同じ顔合わせで授業ができれば、講師は授業計画を立てやすいですし、生徒目線でみても、毎回同じ講師の方が安心して授業を受けられますし質問もしやすくなります。
しかし、ときには学校のテスト期間と重なってしまったり、体調不良、冠婚葬祭などと重なったりと、やむを得ず休まなくてはいけないときもあるでしょう。
その場合は分かった時点で塾側に報告相談し、代わりの講師を立ててもらう、個別の場合は生徒さんへ別日に振替を依頼するなど、周囲に迷惑をかけないように対処しなければいけません。
平均の時給は?
塾講師のバイトの平均時給は、個別や集団といった指導形態で相場が違く、個別の場合は1,200〜1,500円、集団の場合1,500円以上が一般的です。
株式会社リクルートの「2022年12月度 アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、三大都市圏(首都圏・東海・関西)のアルバイトの平均時給は1,158円です。
そのため、塾講師のバイトは他の業種に比べて高時給といえるでしょう。
個別の場合は、小中高と学年が上がるごとに教える内容も難しくなるため、時給も高くなるといった傾向があります。高時給を狙うのであれば、高校生の指導に挑戦してみるといいでしょう。
また、集団授業は難易度が高いですが、塾によってはアルバイトでも研修やマニュアルなどのサポートを受けることができます。
・将来教員を目指している
・やりがいのあるアルバイトをしたい
・短時間で稼ぎたい
こういった方は、挑戦してみる価値があるでしょう。
いざ面接へ!よくある疑問Q&A
面接の際は何かと心配なことが多いですよね。ここではよくある疑問にQ&A形式で答えていきます。
Q1. 面接以外にも筆記試験やテストはあるの?
筆記試験の有無は塾により異なりますが、あるのが一般的です。
なぜなら、塾側が講師としてどの程度指導できるかを知るために必要なものだからです。
「英語・数学」の2教科というところが多いようですが、文系の場合、国語や社会、理系の場合、理科のテストをすることもあるようです。
募集要項に、試験についての記入がなければ事前に問い合わせてみるのもいいでしょう。
Q2. 面接当日の服装は?
塾によっては、「服装自由」としているところもありますが、スーツでいくのが一般的です。
というのも塾講師もお客さま商売です。実際に働き始めたら、生徒や生徒の保護者から信頼を得られるように、講師としてふさわしい身だしなみが求められます。特に採用面接において第一印象は大切です。
スーツの指定がない場合でも、ジーンズやサンダルなどのラフな服装や、ミニスカートやタンクトップなどの肌の露出が多いものは避け、品のある装いで面接にいくといいでしょう。
Q3. 髪色もチェックされるの?
塾によっては「茶髪OK」などと明確に基準を設けているところもありますが、服装と同じく、塾講師としてふさわしい髪色を意識するといいでしょう◎
Q4. 志望動機ってどう書けばいいの?
「自身の受験経験を活かしたい」
「得意な勉強を活かしてアルバイトしたい」
「高校時代にお世話になった塾の先生のようになりたい」
「将来教員を目指していて、大学時代に経験を積みたい」
など、塾講師のアルバイトをやってみようと思うきっかけは人それぞれです。
採用者に「塾講師をやってみたい」という熱意が伝わるように、思いを込めて書きましょう。
ネット上の「病む」「辞めたい」に惑わされないで!
残念なことに、ネット上では塾講師バイトに対し「病む」「ツラい」「辞めたい」などの口コミを見ることがあります。
しかし、決してネット上の情報だけをうのみにして、せっかくのアルバイト経験を奪われないようにしてください。
塾講師のバイトにはメリットもたくさんあります。
塾バイトのメリット
・生徒の成長が仕事のやりがいになる
・自分の経験を活かして生徒にアドバイスできる
・プレゼン能力が鍛えられる
・コミュニケーション能力が向上する
・ビジネスマナーが身に付く
塾講師のバイトの醍醐味は、生徒から「分かるようになった!」「成績がアップした!」「志望校が合格した!」という報告を受けることです。
自分の授業で生徒たちが成長していく姿は、自分のことのように嬉しいものですし、仕事へのモチベーションともなります。
また、塾講師は生徒たちが理解できるように、わかりやすく説明しなければいけません。
そのため、
・どういった手順で説明すればいいのか
・どんな言葉を使って説明すればいいのか
・どんな資料を準備すれば分かってくれるだろう?
と常に探求し続けます。
こういった探求の積み重ねは、プレゼン能力として磨かれ、社会人になってから非常に役に立ちます。
塾講師は、社会人スキルを身につけるのにうってつけのバイトなのです。
ホワイトな塾で働くために「気になる点」は事前に確認を
もし「ブラック」な塾か心配な方は、面接の段階で勤務体制について詳細に確認しておくといいでしょう。
なぜなら、学生がブラックと感じる理由の多くが「時間外の仕事が多い」からです。
実際に働いてみて「イメージしていた働き方と違う……。」とギャップを感じないためにも、次のような点を確認し、条件に納得したうえで働き始めましょう。
事前に確認しておきたいこと
・授業以外(授業の準備など)にも時給は発生するのか
・テスト期間中はシフトを減らすなど、調整することができるのか
・生徒の都合で残業となった場合は、時給は発生するのか
・時給は何分刻みなのか
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