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「何のために学ぶのか~吉田松陰~」

学びの目的を自ら発見させる手助けをすることこそ教育の原点

田舎だからと卑下することはない。地方だから人材が育たないということもない。田舎から、地方から、21世紀の日本を変えていく人物が育ってもいいのではないか。

今からおよそ150年前、長州(現在の山口県)の片田舎松本村で小さな塾が誕生した。吉田松陰が教える松下村塾である。塾の建物は物置小屋を改造した粗末なもので、教育期間もわずか一年あまりの短い期間であった。しかし、ここから明治維新に活躍した久坂玄瑞や高杉晋作らの優れた志士、明治新政府の重要人物となった伊藤博文や山県有朋をはじめ、たくさんの傑出した人物が出ている。なぜであろうか。吉田松陰の教育が優れていたからに違いないが、果たしてどう優れていたのだろうか。

あなたは何のために学問をするのか。そして、何をなそうとするのか。

吉田松陰は入門を請いにきた若者たちにそう問いかけた。そして、若者が必死にその答えを見つけ出そうとするのを待った。ここに教育の原点がある。何のために学ぶのか、それをどう活かしていくのかを自ら発見させること、その答えがあいまいで浅いものであれば、それを正して深く考えさせること。これが教育の原点ではないだろうか。

 教育とは、荒地を耕して種をまくようなものではないだろうか。芽や葉を出し、大きく伸びて花を咲かせるのは本人の力である。しかし、水や肥料をやり世話をしなければ、すくすくと成長して立派な果実をつけることは難しい。私は、生徒たちを「ダイヤモンドの原石」であると考えている。原石は磨かなければ光らない。どのような生徒でも、「なぜ学ぶのか」を理解し努力すれば、必ず大きく成長出来る。激しく時代が変化していく現代において、日本から多くの人材が育ち、世のため人のために活躍してくれることを期待している。

岐阜県、可児、西可児、多治見、多治見北、美濃加茂、土岐、瑞浪、関、各務原の学習塾
東進ゼミナール 学長 飯田陸三著 「何のために学ぶか」より

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