岐阜県の高校入試のしくみ

高校入試の制度は複雑なところがいろいろとあります!
この記事では、「岐阜県の入試制度について、まだよく知らない」という方向けに、チェックしておくべきポイントをまとめています。
中学3年生のお子様・保護者様のみならず、中1・中2生のお子様・保護者様にもぜひご一読いただきたい内容となっております!

ー 最新情報をチェック ー

令和7年度入試 最新情報

  • 学科改編情報が発表されました。(令和6年5月23日更新)
    • 加茂高校が普通科・理数科を廃止し、単位制による全日制過程 文理探求科を新設すると発表されました。 詳しくはこちら

入試のスケジュール(令和7年入試)

岐阜県の公立高校入試には、第一次選抜第二次選抜があります。
第一次選抜は、すべての高校で実施される試験です。
第二次選抜は、第一次選抜で合格者が入学定員に満たなかった高校で、不足している分のみ追加で募集をするものです。(第一次選抜で合格している場合は受験できません。第一次選抜で不合格となり第二次選抜を受検する場合、すでに合格している私立高校の入学資格を失う場合が多いので、第二次選抜を受験する生徒は少数です。)

第一次選抜 

受検者は1つの高校の1つの学科を受検することができます。ただし、同じ高校であればほかの科を第2希望、第3希望にすることができます。(美術科・音楽科は例外)

■出願期間
令和7年2月7日(金)正午~2月13日(木)正午 

■出願変更期間
令和7年2月14日(金)9時~2月18日(火)正午 

■検査期日
令和7年3月5日(水) 
※一部の高等学校では6日(木)にも実施 

■追検査期日
令和7年3月11日(火)
※一部の高等学校では12日(水)にも実施 

■合格発表
令和7年3月14日(金)

第二次選抜

第二次選抜は、第一次選抜で合格者の数が入学定員に満たない高校(いわゆる定員割れの高校)のみ入学者の不足分を募集します。第一次選抜で入学定員が埋まった学校では試験が行われません。

■出願期間
令和7年3月15日(土)9時~3月17日(月)16時 

■出願変更期日
令和7年3月18日(火)9時~16時

■検査期日
令和7年3月21日(金) 

■合格発表
令和7年3月25日(火)




補足※出願変更期間について
出願変更期間中に、出願する高校を1度だけ変更することが可能です。出願期間終了日に、出願者数が発表されます。その情報をもとに、出願先を変更するか考えることができます。また、出願変更期間中の平日は毎日出願者数が公表されます。(令和6年度入試から出願はインターネットで行われるようになり、出願変更もインターネットから可能になりました。)

補足※追検査とは
追検査は、インフルエンザやコロナなどの感染症に罹患し当日の検査が受けられなかった生徒を対象とした試験となります。

補足※2次選抜出願について
私立高校に合格している場合、公立高校の第二次選抜を受験すると私立高校の入学資格を失うことがあります。

「調査書」と「標準検査」で合否が決まる!

岐阜県の公立高校入試では、「調査書」「標準検査の結果」を総合的に審査して合否が決まります。

「調査書」とは


中学校から出される受検者の中学校生活の記録が書かれた書面です。調査書には「各教科の学年評定」や「部活やクラブ活動の記録」「取得資格」などが記載されています。この中で特に重要なのが、「各教科の学年評定」いわゆる「内申点」と呼ばれるものです。なお、これまで記載されていた「出席日数」の記載が2025年度入試より廃止されました。

「標準検査」とは


入試当日行われる5教科の「学力検査」のことです。(学科や受検方式によっては「実技試験」や「面接」が実施されるところもあります。)中学3年間の学習内容から出題されます。基本的な内容から、応用力を問う問題まで幅広く出題されます。定期テストとは違い、広い範囲の総合問題となりますので、早いうちから学習をしておく必要があります。

「内申点の計算方法」

各学期の終わりに学校からもらう通知表には、各教科5段階の評定がついています。この評定は、学期ごとに数字がつきますが、高校入試で使用するのは、学年ごとにつく「学年評定」です。ここで注意が必要なのは、「中1から中3のそれぞれの学年評定」が使われるということです。内申点は以下の計算式で決まります。

この計算式からわかるように、高校入試では中1や中2の学年評定も合否判定に使われます。中1、中2のころからしっかりと学年評定を積み上げることが重要になります。また、中3の学年評定は2倍となるので、中1、中2以上に重要になります。

「内申」と「学力検査」どちらが重要か?

「調査書(内申)」「標準検査(学力検査)」どちらを重要視するかは、各学校が決めています。3:7~7:3の比率の範囲で決められます。つまり、学校によって、「内申」を重視するか「学力検査」を重視するかが分かれています。

内申:学力高校
3:7岐阜・岐阜北・加納・岐山・長良・各務原西・大垣北・大垣東
4:6多治見北・多治見・関・可児・加茂・各務原・羽島北・大垣南・大垣西・郡上・恵那・斐太・吉城(理)
5:5岐阜総合・岐阜城北・岐阜商業・岐南工業・岐阜農林・岐阜工業・揖斐・大垣養老・大垣商業・大垣工業・大垣桜・海津明誠・武義・関有知・加茂農林・東濃・東濃実業・可児工業・多治見工業・瑞浪・土岐商業・恵那南・恵那農業・中津・坂下・中津商業・中津川工業・益田清風・飛騨高山・高山工業・市立岐阜商業・関商工・本巣松陽
6:4岐阜各務野・池田・不破・郡上北・八百津・吉城(普)・飛騨神岡
7:3山県・羽島・土岐紅陵

ここで、注意が必要なのは、内申を重視していないように見える学校でも、内申を軽く見てはいけないということです。各高校を受検する生徒の得点力はある程度似てくるため、結果として内申点で合否が分かれるということがあります。つまり、入試当日の得点は同じくらいでも内申点で不合格になるというケースが起こっています。

例外的な合否判定

上記の合否判定以外に例外的な合否判定の仕組みがあります。それが「傾斜配点」と「独自検査」です。

傾斜配点

理数科や国際コミュニケーション科など、特定の教科に特化した学科については、入試の得点を最大1.5倍を限度に傾斜をつけて換算することができる定めがあります。
岐阜県内では、以下の学校で傾斜配点が導入されています。
岐山高校 理数科 数学130点(1.3倍) 理科 130点(1.3倍)
大垣東高校 理数科 数学130点(1.3倍) 理科130点(1.3倍)

独自検査

独自検査とは、学科の専門領域の能力や部活動等の実績を評価する制度です。各高校は、入学定員の30%までを独自検査で募集することができます。独自検査を実施するか、独自検査の定員を何%にするかは各高校で決めることができるため、独自検査が実施されない高校もあります。
独自検査を受検するには、まず、各高校が定める選抜の要件を満たしている必要があります。(具体的には部活動やクラブ活動の成績の基準などが多いです。)令和7年度入試の選抜の要件はこちら
独自検査の内容は、面接・小論文・実技検査・自己表現から各高校が定めて実施します。独自検査を実施する学校では、まず独自検査での合格者を決めます。その後、独自検査で不合格になった受検者と標準検査のみを受検する受検者を合わせて残りの合格者を決めます。

通知表の評定をあげる 

岐阜県の高校入試では、入試当日の点数だけでなく、内申もみられます。そして、内申には中学1年生や中学2年生の学年評定も含まれています。つまり、中学1年生から高校入試ははじまっているとも言えます。
そのため、中1からしっかりと評定をとることが重要となります。評定は学校のテストだけでなく、普段の授業での取り組みも評価の対象となっています。普段から学校の授業にしっかり前向きに取り組むことが高校入試にもつながるという意識を持ちましょう!

早めに準備をする 

高校入試は3年間の内容から出題されます。学校で行われる定期テストのように数週間で対策できるような量ではありません。高校受験にフライングはありません。早くスタートすれば、それだけ準備期間が長くなります。部活が一段落してから…という考え方の子もいますが、できれば、その前からできることを少しずつでもはじめることをオススメします

高校の情報を知る

高校のWEBサイトには、部活動や卒業生の進路などの情報が詳しく載っています。そこで各高校の情報を知りましょう。また、その高校に通う親戚や知人がいる場合はその話も聞いておくとよいでしょう。ただし、聞いた情報だけをそのまま鵜呑みにするのは止めましょう。例えば、先輩が「●●高校は数学の授業が速いよ」と言っていたとしても、その先輩が速いと感じているだけであって、実は他の高校よりも遅いということもあります。

また志望校を決めるときには、卒業後の進路も意識するようにしましょう。高校の情報を見るときは、卒業生の進路や、大学合格実績なども確認しましょう

自分の成績を正確に把握する 

高校入試では自分の成績を正確に把握することが重要となります。そのために、中学3年生になったら、学校の実力テストだけでなく、県内で開催される模試を積極的に受験しましょう。模試では、県内での順位や、同じ志望校を受験する生徒の中での順位なども知ることができます。模試を受けて、しっかり振り返ることで、今後の勉強の方針などを考えて受験勉強を進めましょう!

東進ゼミナールがオススメする模試は「岐阜全県模試」です。「岐阜全県模試」は年3回行われ、内申点と偏差値の2つからあなたの志望校の合格可能性を判定してくれます。「岐阜全県模試」は東進ゼミナール各校で受験が可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

Q 複数の公立高校を受検することはできますか?

岐阜県の公立高校の入試制度では、1人につき1校しか受検できません。ただし、同じ高校内であれば、別の学科を第2志望・第3志望とすることは可能です。また、第一次選抜で不合格だった場合に、第二次選抜で別の高校を受検することはできます。

Q 定員オーバーしている学科を第1志望にしていますが、定員割れしている他の学科を第1志望に変えた方がよいでしょうか?

志願者数で選ぶのではなく自分が本当に行きたい科を第1志望にしてください。例えば普通科と理数科がある高校で、普通科は30名オーバー、理数科が10名定員割れだったとします。この場合でも、理数科を第1志望にしていれば合格するという訳ではありません。普通科の不合格者で理数科を第2志望にしている受検者の方が得点が高い場合は、その生徒が優先されます。逆に、もともと行きたかった学科に合格する力があったのに、別の学科に進学しなければいけないという状況になる可能性もあります。本当に行きたい学科を第1志望にしましょう。

Q 受検校はどのように決めたらよいのでしょうか?

まずは各高校について、学べること・校風・部活動・自宅からの距離・高校卒業後の進路といった基本情報をWEBサイトなどで確認してください。さらに、夏ごろには高校見学など実際に高校を見る機会もあります。そういったイベントにも参加し、高校の情報を集めましょう。そのうえで、まずは「自分が行きたいと思う高校」を志望校に定めましょう。そして、志望校と定めた学校を目指して勉強に励みましょう。最終的には、模試や実力テストで、合格の可能性を考慮して受検校を決定していきましょう。

Q WEB出願とはどのようなものでしょうか?

令和6年度入試から高校入試の出願がWEB出願に変わりました。出願・出願変更・受検料納付・合否確認・得点確認などが、パソコン・スマートフォン・タブレットなどから行えるようになりました。詳しくはこちら(岐阜県立高等学校入学者選抜「WEB出願のご案内」)をご確認ください。

Q 自分が住む地域以外の高校を受検することはできますか?

かつては、学区制という制度がありましたが、現在は廃止されています。岐阜県の高校に通われていた保護者の方は自分の住んでいる地域の高校を受検した方が多いかと思いますが、現在は別の地域の学校を受検する生徒も多くいます。

Q 岐阜県外からの受検は可能でしょうか?

引っ越しやその他のやむを得ない事情により岐阜県外から岐阜県立高校への出願を希望する方は、所定の手続きを行うことによって出願が可能です。また、「特色ある教育」を行う学校や「全国で活躍する部活動」のある学校では、別に県外募集を行っています。詳細は岐阜高等学校入学者選抜要項をご確認ください。

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