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大学入試問題のトレンド?

みなさん、こんにちは。東進ゼミナール各務原校高校部です。

本日は、最近流行?の入試問題について書きます。

まずは数学から。高校入試では公立、私立問わず、はじめのほうに絶対ミスできないような単純な計算問題が必ず出題されますよね。

高校の先生は「国公立大の入試は複雑な記述式だから」とか言ってみんなをビビらせていると思いますが、私(筆者)が入試問題を見ていると、それはその通りなんですが、最近、ちょっと傾向が変わってきたなと思うことがあります。それは

ということです。ここで「単純」とは「簡単」という意味ではありません。問題があって最後に面積や体積などを求めるために計算が必要になる、ということではなく、単に計算せよ、という問題です。例を見てみましょう。

どうですか?

中学生はもちろん、高校1年生2年生、高3の文系が見てもちんぷんかんぷんだと思います。高3の理系がちんぷんかんぷんだとちょっと困りますが(笑)。

単なる計算問題(積分計算)が大問1題としてドカーン!と出題されたりするのです。

20年ほど前に東京大学で

という有名な一行問題が出ました。この当時、小学校ではいわゆる”ゆとり教育”の一環として、円周率 = 3 という方針が取られたのを覚えている保護者の方も多いと思いますが、その方針を東大が入試問題で皮肉ったと考えられています。

それではなぜ最近、計算問題が多く出題されるのか?

これは我々予備校や塾にも責任があると思うのですが、入試問題を”本質的理解はそっちのけで、解法テクニックを身に付け”て入試を突破する風潮があるのか、基本的な計算訓練をしないまま大学の理工系に入学している学生が多く、大学入学後に理工系で必須の解析学(微分積分など)の計算が大学教授の要求するレベルに到底及んでいない現実があるんだと思います。(大学理工系の微積分計算はかなり大変です)

入試数学が、「難問突破ゲーム」化し、大学で必要な”研究土台としての学力”を身に付けないまま、大学に入ってしまっているという困った風潮に一石を投じているんだと思います。

円周率は3でいきましょう!という国の変な教育方針にアンチテーゼを示した東大が単なる計算問題を2019年に出題してから、いわゆる超難関国立大もこぞって計算問題を出題していますよね。

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