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”偏差値”の怖い話

中学生のみなさん、こんにちは。今日は偏差値の話をしたいと思います。以下の数値を見てください。

「みんなの高校」というサイトに掲載されている「岐阜県の高校の偏差値ランキング」の上位の一部です。

次に、大学入試の偏差値を見てみましょう(旺文社パスナビ掲載の一部)。

どうですか? 偏差値だけみると岐阜北高、多治見北高の生徒はほとんどが東大や名大医に合格しますよね?

そんなバカな・・・・・

そうなんです。絶対にそんなことありません。

体重や身長などは、”どこで測っても同じ”ですが、偏差値は、周りの状況によって変動する数値だからです。つまり、

を示す指標なんです。簡単な例をお見せしましょう。

身長178㎝のA君は10人のクラスの中で身長の偏差値が69.8でした。

しかし、A君はプロバスケットボールチームに所属していて、そのチームの中の身長の偏差値は42.5しかありません。A君の身長は178㎝で全く変わらないのに。

これを高校入試と大学入試で考えてみます。

中学から高校へはほぼ100%近くの生徒が高校受験(普通科や商業、工業など含める)をします。要するに、母集団が15歳全員です。

しかし、現在の日本の大学進学率は50%~60%なので、単純に考えれば同世代の上位半分が母集団になるわけです。

言葉は悪いかもしれませんが、低レベル集団の中での偏差値60と、高レベル集団の中での偏差値60では全くその価値が異なるのです。

ネットを見れば大学の偏差値も見れますが、「俺、中学んとき偏差値70あったから名古屋大なんて余裕っしょ!高校では遊びにバイトに頑張ろっかな~」なんて考えないでください。ドツボにハマります。

感覚的には、高校受験時の偏差値から15をマイナスすると、その人の大学受験時の偏差値になります。

(今、偏差値が60なら、3年後は45ぐらいになっています(継続的な努力をしなければの話))

学力と成績って似たような言葉ですが、学力は「この問題までは解ける」など、その生徒がもつ絶対的な力。成績は、あくまでクラスや集団の中でどうなのかを示す指標です。自分が95点取って喜んでいても、周り全員が100点なら、君は成績が悪い、ということになります。

学力を上げることは当然ですが、周りのみんなに負けては意味がありません。つまり、周りより頑張って”成績”を上げないと、志望校にはなかなか合格しませんよ、という話でした。