関市にある学習塾、東進ゼミナール関校高校部(東進衛星予備校 関西木戸校)の酒向です。
はじめに
突然ですが、大学入学共通テストまで今日(11月11日)であと68日となります。68日という期間を長いと思うか、短いと思うかは人によるでしょうが、これがいずれ30日、15日、7日と近づいていったとき、やがて「受験直前」の時期が必ず訪れます。人生を左右しかねない試験が直近に近づくこともあって、受験生的にもストレスのピークとなる時期であると個人的には思っています(逆に試験が始まってしまうとそこまで緊張はしませんでした)。そして、最も成績の鍵を握る期間でもあると考えています。では、実際にこの期間をどう過ごせばよいのでしょうか。あくまで一個人の意見ですが、受験の経験から学んだものを記していきたいと思います。
睡眠時間をとることの重要性
受験直前期の鍵を握るものといえば、ずばり体調管理です。もちろん、普段から風邪やインフルエンザなどの症状が出ていると登校できなかったり、勉強が手に付かなかったりで学習の能率を下げることになってしまうのですが、受験直前における体調不良は受験本番のコンディションにも大いに影響します。鼻水やくしゃみが出たり、お腹を下していたりして集中力が落ちてしまったり、さらに言えば発熱によって試験会場への入場を拒まれてしまったりすることさえあります。せっかく受験生として必死に勉強してきたのに、いざ本番ではインフルエンザで受験できませんでした、ではあまりにも勿体無いですよね。また、そうでなくとも志望校に向かって学力的におおよそ同レベルの受験生たちがしのぎを削ることが予想されるため、当日のコンディションによって一歩抜きん出たり、窮地に陥ったりしかねないです。
そこで、私としては受験1週間前くらいからなるべく早寝をして、十分な睡眠をとることをおすすめしたいです。病気の予防には、もちろん日頃から健全な生活サイクルを送ることがもっとも重要なのですが、せめて受験前の1週間くらいは早寝をしておくと、風邪で苦しい思いをするリスクも減るでしょう。もちろん、(常に無菌室で暮らしているのでもない限り)病気になるリスクを減らすことはできても、0にすることはできません。しかし、数時間の学習時間を犠牲にする代わりに、この無用なリスクを減らすことができるのなら、大いに価値のあることではないでしょうか。また、睡眠時間を延ばすことで、当日の集中力なども改善されると思われます。当日のためだけなら前日だけ十分な睡眠時間をとればいいと思われるかもしれませんが、急に睡眠時間を変えてしまうと寝付けなくなってしまうこともあるでしょう。受験前夜に寝付けないことは大きなストレスですし、本番でも動揺のタネになってしまうかもしれません。ですので、受験前の1週間をかけて、徐々に健全な睡眠リズムを構築していってほしいです。
おわりに
もちろん、受験生として勉強はしなければいけませんし、受験直前という時期に勉強をしないことも不安感につながるかもしれません。ですので、ただ寝られればいいという話でもなく、学習から得られるものと病気や寝不足のリスクを天秤にかけていく形となるとは思いますが、私からは睡眠をとることの重要性もぜひとも認識してもらえればと思っています。
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