みなさん、こんにちは。各務原校高校部からお伝えします。
ほとんどの高校では高2から文系と理系に分かれます。大学も大きく分けて文系学部と理系学部に分かれます。
高校入試は国数英理社の5教科が100点ずつ合計500点満点で争われます。暗記で覚えただけの歴史人物と、必死に頭を使って計算した数学が全く同じ価値をもちます。
しかし!大学入試はそうはいきません!
同じ大学の同じ理系学部であっても入試科目や配点が異なります。それを書き始めると10000ページに及ぶので、今回は近辺の国立大学の理系学部の数学や理科の重要性だけをお話しします。
ちなみに、さらっと「数学」、「理科」と書きましたが、高校数学は数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学Cに細分化され、理科も化学、物理、生物、地学、理科基礎(化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎)と細分化され、中学校に比べてはるかに詳しく、難しくなります。
次の表をみてください。まずは名古屋大学工学部から。

共通テストと個別試験(2次試験)の合計1935点のうち、数学ⅠⅡⅢABCと理科(物理と化学)だけで1200点もあります。一方、社会は100点しかありません。歴史上の人物を暗記で覚えても、実はあまり役に立ちません(笑)。
次は岐阜大学工学部です。

岐阜大は1500点満点中、数学と理科で1000点と、全体のちょうど2/3(66.7%)を占めます。社会はたったの50点。無視できるほど少ない配点です。
名古屋工業大も似たようなものです。

これに英語を加えると、実は国立大の理系学部の入試の大半は数学・理科・英語となることが分かりますよね。
以上をまとめると、理系に進んで国立大学の理系学部に行きたい!という人は、数学や理科(物理と化学)をめちゃくちゃ勉強しなければいけない!という覚悟をもたなくてはいけません。
その昔、厳しくて有名な予備校講師(数学)がいました。授業中、問題を解説するとき
「この式を見て、すぐにこの変形が思いつかない人は受かる受からない以前に、大学を受けちゃダメなんです。どうせ落ちるんだから。」
と授業中に言っていました。
厳しいですよね。同じレベルの受験生と争えるだけの必要最低限の学力は当然として、さらにより上のレベルのことを身に付けなければ、志望校合格ははるかかなた遠い場所にあるのです。
