多治見市にある学習塾、東進ゼミナール高校部 多治見駅前校です。
近年、国公立大学の学校推薦型選抜を受験する人が増えています。多治見駅前校の担任助手スタッフの中にも学校推薦型選抜で名古屋大学法学部に合格した人と名古屋大学経済学部に合格した人がいます。そこで、推薦入試について全4回のシリーズで体験談を掲載します。1回目のテーマは、「推薦入試に向けて取り組み始めたのはいつ?」です。
推薦入試に向けて取り組み始めたのはいつ??
進行係:Aさん(名古屋大学経済部)は、いつごろから準備を始めましたか?
Aさん:私は、高1頃から推薦入試で名大に行きたいと考えていました。ただ、本格的に取り組み始めたのは高3の夏休みからです。個人塾の先生と一緒に志望理由書を考えました。私は地方創生と東京一極集中というテーマにしました。最初はテーマが全然思いつきませんでしたが、多治見市をテーマにしたアニメがきっかけで、地方を盛り上げて行くことが重要ではないかと思い、地方創生をテーマにしました。また、東京に企業や重要な機関が集まりすぎてしまう東京一極集中という問題があることも知りそれもテーマにしました。
進行係:Bさん(名古屋大学法学部)はどうでしたか?
Bさん:私は、高2の夏ごろに友達との話題で名大に推薦入試があることを知りました。推薦入試というと面接だったり、作文を書いたりなどのイメージが強かったため、初めは自分は無理だと思って受けるつもりは無かったです。しかし、よくよく調べてみると、自分の行きたかった法学部は共通テスト+志望理由書+面接(場合によっては面接免除)の形式で、しかも共通テストの結果でほぼ決まるということを知り、自分も受けようと決めました。大体この時点で高2冬くらいでした。
進行係:Bさんが志望理由書に取組み始めたのはいつごろですか?
Bさん:志望理由書に関しては高3の4月ごろから始めました。基本的には自分が書けそうなテーマを決めるのが大事で、そのテーマに関する本を読んだり、自分の経験をまとめたりしました。高3夏の段階では志望理由書が書きあがっていました。
進行係:Aさんと比べると、早い段階で志望理由書に取り組んだのですね? みんなこんなに早く取り組んでいましたか?
Bさん:大体高3の10月くらいから学校が推薦を受け付け始めます。普通の人はこの段階で志望理由書を書き始めるのですが、私は早い段階で書き終わっていたので特に苦労しませんでした。志望理由書提出後は人によっては先生との添削が続きますが、私はすんなり終わりました。早い段階から準備を進めておいた成果が出たかなと思います。この時期は共通テストも迫ってきて勉強も忙しくなってくる時期で、そこに志望理由書を書くことが加わってくるとかなりの負担になります。早い段階で取り掛かっておくと勉強の方に余裕が持ててすごく楽になると思います。
進行係:なるほど、受験勉強と並行して進めることを考えると、志望理由書は遅くとも高3の夏休みには取り組んだ方がよさそうですね。その他、何かアドバイスはありますか?
Aさん:志望理由で書くテーマですが、推薦入試を受けるつもりなら、早い段階から関連する本を読んだり、ネットで見られる論文などを読んだりして知識を深めておくことをお薦めします。
Bさん:また、学校の3者面談などで推薦を受ける意思があることを先生に早い段階で示しておいたほうが良いと思います。担任の先生に書いてもらう書類がたくさんあるため、いきなり推薦を受けます!と言うと心象が悪いかもしれません。あと担任の先生とは絶対に仲良くしておくべきです。推薦を受ける過程で色々お世話になるので。
進行係:ありがとうございました。
次回は、「志望理由書の書き方」についてお伝えします。お楽しみに!
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