NEWS合格体験記

合格体験記
2016 年 07 月 12 日
可児高校 普通科合格 合格
原 拓海さん(広陵中学校卒)

 午前9時を過ぎた。小さな掲示板にズラリとたくさんの数字が並んでいる。自分の実力はしっかりと出すことが出来た。合格祈願のお守りも持っている。大丈夫だ、受かっている、そう自分に言い聞かせる意思とは裏腹に心拍数が上がる。人ゴミをかき分けて掲示板の前に立った。探す必要はなかった。一目見て自分の番号を見つけた。この瞬間、自分の身体がジワリと温かくなるのを感じた。だが、意外にもそれ以上の喜びは感じられなかった。まわりの人々は親と抱き合いながら喜びを分かち合っている。なぜそこまで喜ぶことが出来るのだろうか。
 合格という喜びは多くの人々にとって人生最大のものであるだろう。私もその例外ではない。だがその喜びは、自分の番号を見つけたときではなく、母親に伝えたときに訪れたのだ。そのときの喜びは、確実に自分の番号を見つけた時を確実に上回るものだった。では、私達にとって喜びを感じるとは何だろうか。
 私が考えるには、喜びを感じるということは、その喜びを1番支えてくれた人に伝えることではないだろうか。支えてくれた人と喜びを分かち合い、共有することにより、本当の喜びを感じることが出来ると思う。特に、合格という知らせは、親にとってもとてもうれしいものである。だからこそ、合格をしたら必ず自分の母親・父親に伝えてほしい。その時の感動を、今までの努力を、そして今までの感謝を合格という通知とともに伝えてほしいと思う。